未経験から鋳物加工の世界へ。支え合う職場で見つけた、リーダーとしての歩み。
製造 2022年入社 G.Aさん
【PROFILE】 接客業や建築関係を経験したのち、結婚を機に製造業へ転身。自動車部品の製造現場で5年間、ライン作業や作業効率向上、品質改善に携わり、実務経験を積んできました。その経験を活かし、現在は機械加工課でチームリーダーとして現場を支えています。周囲とのコミュニケーションを大切にしながら、より働きやすい職場づくりにも積極的に取り組んでいます。今後はさらに技術を磨き、より大きな役割に挑戦したいと考えています。
Episode 01
加工現場の最前線で
技術と品質を支える。
リーダーとしての役割と日々の仕事。
【私の主な仕事内容】
鋳物やアルミ部品の機械加工現場で、チームメンバーと一緒に作業しながら、加工工程の管理や品質管理を担当するリーダー業務を行っています。NCマシニングセンターを使った加工では、条件設定や改善に力を入れ、効率的で安定した生産ができるよう工程を常に最適化。安全に作業できる環境づくりや作業手順の管理も重要な役割で、トラブルが起こった時には迅速に対応し、課内全体をサポートします。
鋳物ならではの素材特性や不良の見極めにも知識が必要ですが、品質向上・納期遵守・生産性アップを目指し、日々現場をリードしています。
Episode 02
未経験から鋳物加工の専門職へ。
先輩に支えられながら実感した
“人が育てる現場”の温かさ。
【入社してから印象に残っている仕事】
入社して特に印象に残っているのは、先輩や上司のサポートの手厚さです。 前職ではアルミ加工が中心だったため、鋳物加工はまったくの初挑戦でしたが、分かりやすく丁寧に教えていただけたおかげで安心して現場に入ることができました。
困った時にもすぐ相談でき、課全体で助け合う雰囲気があるのがKokuneの良いところ。この環境のおかげで、技術はもちろんチームワークの大切さやコミュニケーションの重要性を深く実感しました。
その学びを活かし、今度は自分が周囲を支える存在でありたいと意識しています。
Episode 03
改善で品質が変わる。
課内で力を合わせ、成果につながる
瞬間にこそ感じる仕事の喜び。
【Kokuneで働いて感じたやりがい。そして今後の成長のために。】
やりがいを感じるのは、メンバーと協力しながら加工工程を改善し、品質や生産性が目に見えて向上したときです。予期せぬ不良やトラブルが発生した時でも、 課内でアイデアを出し合って問題解決に取り組む過程は、まさにチームの力そのもの。加工条件の調整で不良が減ったり、納期に間に合わせるために全員で動いて達成できた瞬間は、大きな達成感があります。自分の取り組みが製品や工程に良い影響を与えたと実感できることが、次のチャレンジへのモチベーションにつながっています。
鋳物加工は素材によって特性が大きく変わるため、より精度の高い加工条件の見極めや、トラブル時の判断力を磨くことが重要です。また、リーダーとして、メンバーが安心して作業できる環境をつくり、互いに学び合える職場づくりにも力を入れていきたいと思っています。技術面でも人の面でも成長し、現場全体のレベルアップに貢献できる存在を目指していきます。
1日のスケジュール
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7:50出勤・朝礼。出勤後は現場の状況を確認し、朝礼でその日の作業内容や注意点を共有。
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8:00現場の遵守確認。朝礼後、機械の割り振りが間違っていないかの確認と点検表のチェック。
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9:00加工方法のアドバイスや安全確認。作業中のメンバーから質問やトラブルの相談があれば対応。
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12:00昼休憩
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12:50稼働効率の分析と教育資料の見直し。週ごとで各機械の稼働時間を管理し稼働が伸びていない機械の要因を解析。
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16:30現場全体を見回り、機械の2Sが行われているかの確認。
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17:00退社