品質を守る責任とやりがい。未知の検査にも挑戦し、学び続ける品質保証の仕事。
品質保証 2023年入社 S.Nさん
【PROFILE】 友人に誘われて参加した大学の企業説明会がきっかけでコクネ製作を知り、入社しました。 配属以来ずっと品質保証部に所属し、製品の品質を守るための業務に取り組んでいます。社内には気の合う仲間が多く、日々のコミュニケーションも楽しく、働きやすい環境の中で仕事ができています。
Episode 01
不具合の原因を見極め、再発を防ぐ。
品質保証の中心を担う仕事。
【私の主な仕事内容】
私の主な役割は、製造現場で発生した不具合品の内容を確認し、適切な処置と再発防止策を現場に伝えることです。状況に応じて溶接やパテ埋めなどの補修を依頼し、製品として使用できる状態に仕上げることもあります。
また、お客様やサプライヤー様へ不具合内容を共有する資料を作成し、スムーズに情報連携ができるよう調整しています。さらに、過去の不具合記録を管理し、改善策が形骸化しないよう継続的な見直しを行うことも重要な仕事です。加えて、測定具の定期校正や点検を行い、検査結果の信頼性を確保することも品質保証として欠かせない役割です。サプライヤー様向けには初品検査表を作成し、検査項目のポイントや測定器具を共有することで、 社内外問わず一貫した品質基準を築くよう努めています。
Episode 02
社内で初めての「リークテスト」。
未知の検査に挑んだ経験が、
大きな学びに。
【入社してから印象に残っている仕事】
特に印象に残っているのは、新製品に対して行った リークテスト（空気漏れ検査） です。
これまで社内で誰も実施したことのない検査方法だったため、製品の固定具合によって結果が変わる非常に繊細な作業で、締め加減ひとつで合否が変わる難しさがありました。
最適な締め付け強度を探るために何度も試行錯誤を繰り返し、出荷に間に合わせるために遅くまで作業を続けたことも印象に残っています。大変ではありましたが、新しい技術や知識を自分のものにしていく過程はとても楽しく、 一つずつ理解が深まるたびに大きなやりがいを感じました。
Episode 03
「原因を掘り下げ、
現場と改善する。」
品質保証ならではのやりがい。
【Kokuneで働いて感じたやりがい。そして今後の成長のために。】
品質保証部は、日々多くの不具合品に向き合う部署です。最初は原因が分からず戸惑うこともありましたが、経験を重ねるうちに不具合の要因が推測できるようになり、 適切な対策につなげられた時に大きなやりがいを感じます。背景を理解し、改善策を考え、再発を防ぐことで品質向上に直接貢献できるのがこの仕事の魅力です。また、現場と一緒に修正方法を検討し、
使用可能な状態に仕上げられた際には、現場の方々から喜びの声をいただけます。自分の判断や対応が現場の力になっていると実感できる瞬間は、大きな達成感と楽しさがあります。
これまで身につけた知識や経験をさらに深め、より広い視点で品質向上に貢献できる人材を目指しています。製品の段取りや工程の理解、検査方法の精度向上に加え、不具合の早期発見や原因分析のスピード・正確さも高めていきたいと考えています。また、どんな小さな事案でも迅速に相談・対応し、上司や他部署との連携を強化することで、より的確な判断ができるようになりたいです。
現状の課題である「現場の見回り」についても改善し、滞留品が生まれないように一つひとつ丁寧に向き合っていくことが目標です。来年は QC検定への挑戦 も予定しています。品質管理の知識を体系的に学び、分析力を磨き、日々の業務へしっかり活かしていきたいと思います。最終的には、より確かな品質保証で組織の信頼性を高める存在へと成長したいと考えています。
1日のスケジュール
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8:30出社 メールチェック
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8:40現場の見回り
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9:00対策検討
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9:30不具合処置対応
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11:40現場の見回り
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12:00昼休み
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12:50資料作成
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14:00不具合処置対応
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15:00不具合内容記録
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17:30メールチェック
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18:00退社
