ものづくりの中心を担う生産技術へ。プログラム作成のやりがいと、生産技術としての進化。
生産技術 2021年入社 Y.Kさん
【PROFILE】 大学では法律を学び、家族法を専攻していました。入社のきっかけは、大学の友人に誘われて参加した企業説明会です。その後の工場見学で、社員の方々の明るさや雰囲気の良さに魅力を感じ、“ここで働きたい”と思い入社を決めました。現在は生産技術課で、CAD/CAMを用いた加工プログラムの作成を中心に担当しています。
Episode 01
製品の形を生む、
CAD/CAMプログラムづくりが
私の仕事。
【私の主な仕事内容】
私は生産技術課で、CAD/CAMを使った加工プログラムの作成を担当しています。 仕事の流れは、工程構想(どこをどう切削するか)を考えることから始まり、製品を固定する治具の段取り構想、工具の選定、そして具体的なプログラム作成へと進みます。社内に適した工具や治具がない場合は、私が業者へ発注したり、特殊治具であればモデル形状の作成や図面作成にも取り組みます。
さらに、量産プログラムの改善による原価低減・生産性向上にも注力しています。業務のデジタル化にも関わり、資料のPDF化などを通じて情報共有のスピードアップも進めています。
Episode 02
一人ではできないプログラムも、
仲間の知識と経験で乗り越える。
【入社してから印象に残っている仕事】
一番印象に残っているのは、複雑形状の加工プログラムを完成させた時のことです。デバッグ中、難易度の高い箇所が図面基準に達せず、どう対応すればいいのか悩んでいました。そんな時に、デバッグ担当者や他部署の方が、 “ここはこうするといいよ” “過去に似た加工があってね”など、経験に基づくアドバイスを惜しまず教えてくれました。
その知識を取り入れ、プログラムの修正やビビり止めの追加を行った結果、無事に図面基準内の精度を達成。納期にも間に合いました。「みんなが助けてくれなかったら、この結果は出せなかった」と心から思えた、とても印象深い経験です。
Episode 03
もっと効率的で精度の高いプログラムをつくれる技術者を目指して。
【Kokuneで働いて感じたやりがい。そして今後の成長のために。】
一番のやりがいは、自分が作ったプログラムで加工が進み、製品の形ができていく瞬間です。切削パスは動きを何度もシミュレーションしながら、効率よく、かつ精度を高められるように調整します。穴あけプログラムでは、最短で加工できるように順序を組み立てます。そうして作ったプログラムが、実際の加工現場で動き始めると、少しずつ完成形に近づいていく様子が見えます。
今後は、より効率的で高精度な加工プログラムを作れる技術者を目指していきたいです。まずは既存の量産プログラムの理解を深め、加工時間の短縮や精度向上につながる改良を行うこと。面切削では最適なパス設計、穴あけでは最短で加工できる順序設計など、具体的な技術力を高めていくつもりです。
また、デバッグ担当者や他部署の方々からの経験と知識を吸収し、 自分ひとりでは解決できなかった課題にも対応できる力を身につけていきます。さらなる技術力の向上と、周囲との連携を通して成長し、現場により大きく貢献できる人材になりたいと考えています。
1日のスケジュール
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7:35出社
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7:50朝会を行い当日のスケジュール確認とメールの確認。
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9:10プログラム作成に伴う打ち合わせ。
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10:00プログラム作成。
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12:00昼休憩
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12:50プログラム作成。
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16:00プログラムの資料作成。
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16:50進捗まとめ,翌日の業務内容の明確化。
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17:00退社